『ストップ!』


そういうと、
坂口さんは、振り返って
あたしを抱きしめた。


『先越されるとこだった。俺紗彩ちゃんが好き。歳離れてておっさんやけど‥実は結構前から好きやったけど自分のせいで巻き込んだらあかんと思って言えんかった。ごめんな!付き合って?』

次は嬉しくて涙が出た。



『あたしも好きです!あたしこそ高校生なんか相手にされてないと思ってましたから‥だけど付き合う前に話しを聞いて欲しいです。』


そういうと芝生の上に座った。