それから別れて、
家に着きやっと
落ち着いてビールを
片手に紗彩に電話しようとしていた。
謝らなきゃな。
《―‥プルルル-プルルッ‥もしもし?》
『あ!俺圭介です。家無事着いた?』
『着きました。ありがとうございます。どうしたんですか?』
『嫌、今日悪かったなと思って‥実は今日日帰り出張でさ。まさか上司と一緒なんて思わんくてさ‥ごめんな!』
『いえ!仕事なら仕方ないですし‥』
と答える声に元気がない
『ところで、お願いがあるのですが‥』
『お願い?何?』
『来月8月の最初の土曜日の花火大会一緒に行きませんか??あっお仕事ならいいんてす!////』
『えーっとその日は‥‥うん。行けるで!』
と手帳を見て答える俺。
.