俺は、
いつものように
乗ってくる紗彩ちゃんを見つけると、彼女は少し驚いた顔をして、しばらく固まっていた。


手招きすると
近くにきてお辞儀をした。


本当に礼儀が正しい子。



高浦さんに紹介しようとした時、俺の言葉を遮って自分で言った彼女。


少し様子がおかしかったが、上司でもある高浦さんと話していた。


きっと疎外感を感じているんだろうなぁと悔やまれたが、どうにもできなかった。


たまに話しを振ると答える紗彩。




少し元気がない紗彩に圭介は胸が痛くなった。



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