涼君がモテるって事は

私意外にも
涼君の事を好きな人が

居るって事なんだよね…


そう考えると
胸がチクッとする


「歩波、どうかした??」


真奈が聞いてくる

真奈はよく
気が着く子だから

私がぼーっと
してたのを

気づいたみたい…


「えッ!何でもないよ?」


「そっか!
ならいいけど~」


ホッ…よかった


実は私が涼君のことを
好きだってことは

みんなには
まだ言っていない…



もし私が
高校生の涼君が

好きだって知られたら

何て言ったら良いか…



「あっそれよりさぁ――」

爽華が違う話を始めた。



…そして休み時間が
終わって


――――………

放課後