―ドクン、ドクン 心臓がうるさい 涼君とこんなに くっついてたら ドキドキが 止まらないよ―… それに、 涼君の背中って 意外と大きい。 そして 凄く暖かいんだね… ―ドキンッ また心臓が鳴る 心臓の音 聞かれてないよね? ――… そんな事を 考えていたら、 「歩波ッ、着いたぞ?」 あっと言う間に 学校に着いてしまった。