「何で起こして
くれなかったの~!!!」


私は急いで
洋服に着替えながら

お母さんに
問いかける。


「起こしたわよッ!!
けどアンタ

中々起きて
くれなかったじゃない!!」

お母さんは
呆れたような顔で
言ってきた。


「どうしよう!!!
もうこんな時間~

早く行かなきゃッ」


時計の針は
8時5分を指していた


私はダウンを着て
首にマフラーを巻き、

ランドセルを背負った。


「行ってきま~す」


私は部屋を出て
階段を急いで下りた

そして玄関で
靴を履いていた。