「歩波もイイだろ?
ゲーム」


ゲーム…か。

折角涼君が
家に来てくれたのに


楽しまないわけには
いかないよね…


「うん!いいよ~
やろッゲーム!!」


私は笑顔で答えた。


「それじゃ、決まりだな!」

――…

「ぁあッッ!やったなぁ
涼!!」

―ピコピコッ

「お兄ちゃんが
弱すぎるんだよ~」

―ピコピコッ

「確かに。波哉太<ハヤタ>
弱すぎッ(笑)」

―ピコピコピコッ!


私達は夕方まで
テレビゲームをして

遊んでいた。