ガラッ



「ははっマジすかーー・・・」



「咲山さん」



「・・・き
北山くん
ケガは・・・?」




私の髪ゴムを見つけたために
道路へ飛び出し、トラックの荷物の下敷きになってしまったのだ。


「あの夜病院の人に
帰されちゃったんだけど・・・」



「やっぱりひどいの・・・?」






「−−−もうバスケは
出来ないって。」