(はぁ、昨日の事で頭いっぱいで全然眠れなかった…)












「い~のりっいのり~」











(この声は……)













シャッ

カーテンを開けるとそこには嵐が立っていた。














「お、おはよ…嵐……」













「うん、おはよ!それより準備しなくていいの?もう8時だけど……?」












「え?そんなわけ」
(だってまだ目覚まし鳴ってな)






8:01













「えぇえぇえぇ!?」













「俺、下で待ってるから早く来いよ?」














「わ、わかったから!早く出て!着替えるから!」












「はいはい」












私は、嵐が窓を閉めたのと同時にカーテンを閉めた。