「ななは、会いたくなかった?」
「…会いたかった。めっちゃ会いたかった…」
可愛い♪って言って勇人は窓によじ登って淵に座った
「どぉやって来たの?」
「窓から登ってきたっ」
「ケガしてない?」
「してないよ、心配してくれたの?」
「うん?だって、ケガしてたら痛いじゃん。」
「そっか、ありがと」
「うん。」
少し沈黙が流れた
あたしがチラッと勇人を見ると目があって、そしたらちょいちょいと手招きした
「なに??」
「手だして」
手?頭の上にハテナを並べながら出すと引っ張られた
「わっ!」
拍子に勇人の胸に飛び込んでた


