またコツンとなる
眠気がいっきに吹っ飛んだ
「なに?!」
コツン…コツン
どうやら窓の方から聞こえるみたいだった
恐る恐る窓を開けて外を見ると下からぴょこっと顔が出てきた
「★○▲□※♯%!?!」
「シッ!!起きちゃうだろ」
あたしは思わず口を両手でおさえた
…ん?なんであたしが怒られなきゃいけないのよ!その前に
「なんで勇人がいんの!?」
「だからシッ!」
「あ、ごめ…ってだからなんであたしが怒られなきゃいけないの!」
「だって騒ぐんだもん。」
「…何でいるの?」
「ん?そりゃあ、ななに会いたかったから」
勇人は簡単にこんな言葉を口にするんだから


