「ひーなー?」


青い空がなくなり


「夢芽っ?」


親友の夢芽(ゆめ)しか
見えなくなる


「飛南、またいたんだ。」


ゆっくりとあたしの隣に
腰をかけた


「授業、めんどいじゃん?」


苦笑いしながら夢芽に言った



「ははっ。たしかに。」