「さて、何処から話そうかな」

空いてる席に着き、綺麗な足を組み、机に肘をつき私を見ていった

「詳しく教えてよ!!」

「じゃあ、昨日の事から話すわね」

「うん!!」

「昨日、ドンちゃんを出て私が帰ろうとしたら頑なに海斗が送るって言うから…家、私ん家からだと遠回りになるのにね…
でも、お言葉に甘えて送ってもらったの

私、口には出さなかったけど、海斗の事好きだったのよ
“だった”って過去形になるわね
今も好きよ」

ふふふと美麗ははにかむ