「…ううん…泣かない…」 人前であんまり泣きたくない… 「ふぅ~ん…」 そう言って彼は後ろを向いてドアの上を上り鞄をゴソゴソと探った 「…やるよ」 いつの間にか彼は私の前にいてストンと隣に座っていた 「メロン…パン??」 差し出されたのはフワフワの生地のメロンパン… 「朝、買いすぎたからやる」 「あ、ありがとう…」 私は彼からメロンパンを受け取り袋を開けた 「…美味しい…」 「だろ?? 俺の友達の両親がやってる店のやつで、チョー美味いから俺よくそこで買うんだ」