「お待たせ!!」

待ち合わせの時間には間に合った

「欲しいもの買えた??」

「うん
…あのね秀琉…ブーツ来月でもいい??
金欠なんだ
だからバイトして買ってあげるから」

「別にいらねぇよ
てか、どこでバイトするつもりなの??」

「…わかんないけど
学校付近にしようかなって思ってる」

「ふぅ~ん…」

「あっ!!ジュース飲む??」

ちょうどジュースが売っているお店を見つけた
出掛けてから飲まず食わずだったため喉がからから

「いる」

「じゃあ、あれくらいは奢るね
待ってて」

私は秀琉を置いてジュースを買いに行く