「あっ・・・すみません」 「・・・っぷ。冗談だよ」 騙したのねと頬を膨らませて笑う母は変わっていない。 コーヒーをゴミ箱に捨てに行った後俺に囁く。 「・・・・・・・愛子・・・ちゃんの件で・・・」 え・・・―――――?? 胸騒ぎは大きくなる。