「・・・・・!!!か・・・あさ・・・?」 綾香(妹)に会ったところだから、普通はそんなに驚かなくてもいいだろうけど 久しぶり・・・いや、とうに忘れそうになってた母の声を聞くのが新鮮でならない。 「錬っ・・・!錬なのね・・・!!」 けど、それと反対に・・・‘あの件’への怒りがこみ上げ、感動と怒りは狂い始めた。 「母さん・・・なんだよ・・・いきなり」 冷たく言い放った。 「綾香がそっちから帰ってきて気になって・・。ごめんなさいね・・・迷惑だったかしら・・・」