ビター恋愛~愛の結晶~㊦



必死こいて考えてるこいつを笑いながら眺める俺。



周りは人だらけで、通行の邪魔になるだろうにそれも気にしないくらい【愛】を確認していた。



こんなこというとベタだけど。



「えっ・・・―――――えーー!!!」




「やっと飲み込んだ??」



「うっ、うん」




「妹だよ」




「ごめっ・・・私・・・」




また別の意味で涙をためる。