「つくづく・・ダメ男だな、俺は」 俺は・・・なんて情けない男なんだろう。テレビの向こう側の男は皆、憧れるような存在なのに。 「追いかければ?」 「・・・・・・・・はは・・今更・・・だっつーの・・」 笑えてくる。それと共に一筋の涙がメモの上に落ちた。