本当は子を宿した母親として頑張っていくつもりだったけど・・、レンのあんな顔みたら・・・。 「・・・・・」 相手も私も黙ってるだけの沈黙感がたまらなく寂しい。 「・・・あの「愛子・・・」 私の声とかぶさるようにお母さんはのっかってきた。 「血は繋がってても・・・・あなた達は・・・私の子だから・・・。あなたたちの幸せしかいらないわ」 「・・・・・???」 微笑しながら私に話しかける。けれど、私以外の誰かに話してる気がして。