シャワーを浴び終え、部屋に行くと窓の外をじっと見ているフユがいた。 うちの存在に気づいたのか、「おいで」と手招きする。 近づいて行くと、そのままベッドに押し倒された。 さっき着たばかりの服に手がかけられる。 ギュッと目を瞑った瞬間 フユの手は離れていった。 『バーカ。怖いんだろ?こんなことするの、アキらしくない』 窓際にもたれているフユと目が合う。 ---自分の気持ちぶつけてきな