昨日の夜、ハルから電話がかかってきた。
『明日、フユとデートなんでしょっ?』
「違うよっ!‥来てくれるかもわかんないし」
ハル曰わく、フユは絶対来るらしい。
『行くとこは?』
「え?」
『行くとこ、決めてないの?』
それから二時間くらい、電話で相談にのってもらった。
『ちゃんと報告、してよねっ』
「楽しんでおいで」そう言って、電話は切れた。
昨日ハルと決めたところ、回れたらいいな。
そんな思いで待ち合わせ場所に行くと、木の向こう側に影が見えた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…