電話をかけるとすぐに出た。 すぐそこにいたらしく、警備員に伝え、家の中に通した。 今まで誰も家の中に入れたことがない‥まあ、アキだしいっか。 『おれ、12月に留学するようになったから』 アキの目を見て言う。 もう逃げたくないんだ‥。 アキからも、自分からもっ おれの視線に耐えられなくなったのか、アキは顔を下に向けた。 だんだん…カーペットに黒い水玉がポツリポツリとできてきた。 ‥また泣いてるのか、アキ?