泰我の唇が離れた



「…はぁ…っん、はぁはぁ…」



「そんな苦しかった?」



私は頷く



モップにつかまって、息を整える



「キスされてる依千花、可愛いのに」



「なッ!!」



私の反応を見てクスクス笑う泰我



……うぅ…;;



「仕事中にこうゆうこと、しないでください!」



ズルリ!



「ひゃぁッ!!」



ズコッ



モップを踏んで足がすべって転ぶ私



「…ドジ…」



泰我が呆れて、腕を組んで私を見てる



見た目は王子様のくせに…助けてくれたっていいのにぃ!



むきー!!



「つか、下着…まだそんな幼稚なの着てんの?」


「…へ…?」



ス!スカートがめくれてる!!



「きゃーーーー!!;;」