Destiny



「もうばっくれようかな」

と思い屋上に言った。



やっぱり入らなきゃよかった…なんて自分は運がないのだろう。

そこにはいわゆる不良のたまり場となっていたのだ…


私はすぐ出ようとしたら一人の男が

「俺、翔。お前おれらにペア頼みにきたの?まあ別にお前普通だし組んでやってもいいけど」


………は?

誰が組みたいなんていったんだよ。私が一番苦手…嫌、嫌いなタイプは不良っぽい人だった。

私は一言


「結構です。」

とだけ言って帰ろうとした。