沙「でも、そこでは地獄のような日々が待っていた。毎日の家事はあたしが全部やってた。でも、少しでも失敗すると殴られたり、蹴られたり、毎日も食事を与えられなかった。でもね、あたしの唯一の信頼できる人がいた…。それがあたしの兄、竜。こっそり家事手伝ってくれたり、勉強教えてくれた。あたしはいつのまにか好きになってた。でも……、























あたしが中学の時、アイツはあたしを犯したんだ。」



…………えっ?
犯した?


沙「その時言われたの。今まで仲良くしてたのはヤるためだって。あたしは泣くことしかできなかった。でも何回も殴られたり、蹴られたりの繰り返し…。家出したくてもお金がない。そしたら言われたのアイツと両親に…働けって。それで紙を渡されて行った場所が………キャバクラだったの。あたしは売られたんだと…あたしはただの『利用』、そしてキャバ嬢になっていろんな男と寝てきたの。だから、あたし汚い。あたしが入院する3日前にあたしはアイツに再び犯されたて殴られてもう、嫌になった…。縛られて生きたくない。そんなんだったら、死んでしまおうと考えた。あたしは汚い汚い子。だから、綺麗な京ちゃんがあたしに触れると嫌だった。京ちゃんが汚くなりそうで。謝っても足りないくらい京ちゃんに迷惑かけてきた。本当にごめんなさい…。」