そして日曜日。 待ち合わせの駅前につくと、既に数人が集まっていた。 「結嘉〜!!」 こっちこっちと、手招きしながら私を呼ぶ舞耶。そしてみんなの所に、駆け寄った私。 「なんか珍しいの居んな」 と言ったのは、隣の席の山田くん。 「おはよう」 と私が言うと、「はよ」と不器用に言ってくれた山田くん。 「結嘉可愛い〜」 と彩たちに言われる。