家に帰ってから、テレビ見たり、雑誌見たり、とずっとダラダラしていた。 すると、 「姉ちゃん」 と私を呼ぶ、弟の優太(ユウタ) 「何?」 「携帯鳴ってる」 ほらよ、っと言って私の携帯を、投げ渡す優太。 投げ渡された携帯を、うまくキャッチして「ありがと」と言ってから、ディスプレイを見ると表示されていたのは、斗和の名前だった。 「もしもし?」 と電話に出る。