それに、兄貴はかなり結嘉が、お気に入りだ。 時々、本気で物事言うから、惚れたんじゃないか?と、かなり不安になることもある。 すると、兄貴に軽く頭を下げてから「斗和」と、呼ぶ楓。 「あ?」 と、言いながら立ち上がり、楓に近寄る。 「あ?じゃねぇよ。あ、じゃ」 と、かなりご立腹の様子の楓。 「んだよ」