「斗和!?」

驚いた顔で、俺をみた楓。


苛々した俺は、楓をシカトして、屋上に向かった。


すると、後を追ってきたのか、楓がいた。


「なんだよ」

そう言って、楓を睨みつける。


「おまえ、荒れんなよ」

「あ?荒れねぇよ」


「彼女関わってて、荒れやすいのおまえじゃねぇかよ」

前俺にそう言ったけどよ、と楓。



「黙れ」