あれから数日後―― お昼休み。 舞耶と2人で、たまには楓と斗和を迎えに行ってあげよう!と、話した私たちは、斗和たちの教室に向かっていた。 そーっと、教室を除いた私と舞耶。 「まただよ…」 そう言って、深いため息をついたのは、舞耶。 「………」 「麗奈ちゃんさ、絶対怪しいよ」 見るのをやめた舞耶。 「…んー……」 斗和と、麗奈ちゃんが楽しそうに話しているのを、じっと見る私。