「あ、斗和がよかった?」 「ち、違くて…」 「え?」 ますますわからない様子の、慎吾くん。 「申し訳なくて…」 私、重いのに!! 総長になんてことを…、しーかーも!!よりによって、斗和のお兄ちゃん…。 死にたいよ、うん。 「なんだ〜、そんなこと」 安心した様子の、慎吾くん。 「気にすることないよ」 そう優しく、笑った慎吾くん。 ……………。