「てめぇ、何やってんだ」 と、低い声。 「か、海人さん」 驚く2人。 「結嘉ちゃん、大丈夫?」 手を取って、立たせてくれた海人さん。 「ありがとうございます」 「外、行こうか」 歩きだす海人さん。 「結嘉ちゃん!」 そう呼び止める、慎吾くん。 海人さんに頭を下げて、ウーロン茶を差し出す慎吾くん。 「これ」 「ぁ、ありがとう」 ウーロン茶を、慎吾くんから受けとって、微笑む。