「あ、いけない」

と、腕につけていた時計を眺め、言った姉ちゃん。



「じゃあ、お母さんたちに宜しくね!!ゆいちゃんまたね♪」



と、言い残し去って行ってしまった姉ちゃん。



「似てるね」

と、結嘉。



「ん?」


「斗和に似てる」


笑った顔は、斗和のお母さんに似てた!と結嘉。