「怒ってないよ」 と結嘉。 顔を伏せてるから、表情がまったく見えない。 「は?」 「斗和好きっ!」 と言って、勢い良く抱き着いてきた結嘉。 少しバランス崩したけど、うまく結嘉を受け止める。 「ぇ、あ。…うん」 と…よくわからない俺。 「本とに、怒ってねぇの?」 「うん!」 と、笑顔で言った結嘉。 「よかった〜…!」 と言って、抱きしめる。 「でも…。でもね、女の子は恥ずかしいんだよ?」 と結嘉。