「ゆーいにゃん」
と、呼ぶと
「なあに?」
と言って、ちょっと顔を上げる結嘉。
「誘ってんの?」
と、冷静に聞く。
「ん?」
と、可愛い結嘉。
「だーかーら、襲われたいのかな?」
「………」
黙り込んだ結嘉。
「結嘉、聞いてる?」
と、言った瞬間。
ドンっ!!と、ベッドから突き落とされた。
「ってぇ〜」
「斗和ちゃんのエッチ〜」
と、結嘉。
だめだ、こりゃ…。と、思った瞬間。
「きゃあぁぁああぁあ!!」
と、悲鳴をあげた結嘉。とっさに耳を、塞いだ俺。
「な、なんだよ」
と、言うと「服着てーっ!!」と、叫ぶ結嘉。
…やっと、目ぇ覚ましたか。
ってか、今更何を……。
つーか…、
「人のこと言えねぇだろ」
と言うと、結嘉は静かに自分の体を見た。
そして、
「ぃやぁああぁあぁぁぁあ!!」
と、本日2回目の結嘉の悲鳴が部屋に響いた。

