そんな斗和に、少し躊躇いながらも、膝の上にちょこんと座った。 そして、後ろからぎゅっと、抱きしめてくれる。 「結嘉、おまえ軽すぎ」 耳元で言う、斗和の息がくすぐったい。 「え?」 「ちゃんと食ってんの?」 「食べてるよ?」 むしろ、最近はちょっと食べ過ぎかな?ってくらい。 体重ちゃんは、増加中に違いない。 「甘いの好きだし、痩せてないし」 「にしても、軽すぎ〜」 と言って、お姫様抱っこして、急に立ち上がる斗和。