そんな彼の笑顔に周りの女子はみーんな釘付け。 「あ、舞耶。そー言えばさっき、楓が探してたぞ」 電話出ないって、騒いでたと斗和。 「あ、本当だ。全然気付かなかったぁ〜」 と、自分の携帯を眺めながら言う舞耶。 楓というのは、舞耶の彼氏で斗和の友達でもある。 ちなみに、楓とは私と中学が一緒だったから、仲が良かったりする。 「じゃあ、あたし楓探しの旅に出るから」 バイバイ♪と言って楓探しに行った舞耶。