今日は日直で､舞耶たちには先に帰ってて貰って､今は日誌を書き終えて､帰ろうとした時だった｡
｢結嘉ちゃん♪｣
と､私を呼ぶのは…､担任のてっちゃん｡
｢やめてよ､ちゃん付け｣
｢おまえ暇か？そうか､暇か｡じゃあこれ頼む｣
と､ペラペラ喋り出したてっちゃん｡
人の話､聞いてないし!!
｢…んーとね､まず一ついいですか？｣
｢なんだ？｣
｢暇なんて一言も言ってないし､勝手に話を進められても困る｣
｢暇だろ､どうせ｣
…どうせって何？どうせって!!
｢浅野とイチャつく暇あったら､先生を養え｣
｢養えって…｣
｢ぉ､山田〜♪｣
と､山田くんに絡むてっちゃん｡
