私は放課後 人の少ない図書室に来ていた 宿題はここでやるのだ そこに彼はいた 「疾風君。隣…いい?」 そして私は図々しく席に座る 「今度は何?」 彼はうっとうしそうに言った 私は首からかけてるものを外した 「見てこれ。疾風君がね私が引っ越すときにくれたんだ…『大人になったら結婚しよう』って…」 私はクスリと笑った でも彼はそのまま本を読んでいた 「ゴメンね…疾風君…」