「未樹…。」


「あたし…桑田くんを…信用できない…怖い…」


「未樹っ!」


桑田くんはあたしの体を抱きしめた


「ぃゃ…」


抱きしめないで…


「未樹…話を聞いてほしい…」


「…。」


「あのな…彼女 本条 ジュリアンナは両親を失ってここに来たんだ」


「えっ…?」