「未樹っ!」 がっしりと逞しい手があたしの肩をつかんだ 「…何?」 「何って…誰だよコイツ。」 「ショウタァ…アンナ子ドウデモイイジャン。イコぉ~」 本条ジュリアンナはまだ桑田くんの腕にしがみついている 「本条。今は本当に先に行っていてくれ…」 「エェーー…ショウタがイウカラショウガナイカァ…んじゃぁ…ソコノ スガワラ ミキノカレシ。クウキヨンデイッショニイコウ」 本条ジュリアンナは駿くんを引きつれていってしまった