ゴッドゲーム

悪魔のような手で攻撃を受け止め、
悪魔のような目で敵を睨みつける。

もうすでに、神護としての意識は無い…


「これは…覚醒なんかじゃない!暴走だ
 覚醒の暴走─」

「あ”ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

「始まった…暴走だ」

うなり声を上げたと同時に、超スピードで敵の雑魚を瞬殺
おびただしい量の血を流し倒れていく
次に狙われたのはやはり敵の親玉だ

ついさっきまでとは比べ物にならない強さでボスを圧倒する

「なんなんだよお前!」

剣が弾かれ、なすすべも無くなったボスが言う

          ズシャ─
一撃で決着はついた…まるで神護の悲しみの深さを表すかのように
深い傷だった…