「すんっごい〜いい匂いがするね!さゆちゃん!」 そう言い興奮気味なのは私の彼氏、楠木 航平(くすのき こうへい)。 「さすが〜バレンタインデーって感じだよね」 ニヤニヤしながら呟くは航平はこの上なく気持ち悪い。 その気持ち悪い奴の彼女、私は神戸 さゆり。 『そんなことより!ノート写し終わったの?早くしてよねっ』 教室を眺めうっとりして手が止まってる航平に渇をいれる。 「…!ごめんね。さゆちゃんっすぐ写し終わるからね」 あたしに急かされ慌てて再び手を動かしはじめる。