ドンッ 突然の衝撃に航平がお尻をついて倒れ込んだ。 「いってぇ―…」 口の中が切れていないか確認しているクズ男、もとい航平に 『あたしにも、あの可愛い子ちゃんだって、いっぱいいっぱい痛い思いさせて、航平は…ぜんぜんっ…分かってない!』 「え?」 『あんたなんか…人間のクズだぁ〜…グスッ…もぅ、 だいっ嫌い!』 気付いたら声をあげて うぇ〜んって 子どもみたいに泣いていた 「…泣かないで。さゆちゃん」 倒れ込んでいたはずの航平があたしの頬に触れ涙を拭う。 .