「ミウ……」

気づくとナイの顔が見えた

「ナイ……」

ワタシはずっとナイに会いたかったような気がして、ナイに腕をからめてキスした

「ワタシどうしたんだっけ?」

最近、いろんなことがありすぎて、何があったかワタシは思い出せなかった

「ゴメン、ミウ、オレのせいで……」

「えっ……」

――朝食を食べて倒れたんだっけ?

ワタシは少し思い出してきた

「気づかれました?
 良かったですね」

看護婦さんが通りかかって言う