叔父の部屋

叔父、いやこのヒトが……

「とーさん……?」

「ミウ、ゴメン……」

ワタシは、自分が思い出したことがまだ現実に思えず、茫然と父の顔を眺めた

ワタシが思い出したことはもうナイから伝わってるらしかった

「怒ってるか?」

「ナニを怒るっていうの……」

「その、勝手に移植を……」

そのコトバを聞いて、ワタシはそれまで絶望とか、失意とかそんな気分だったのが、怒りに突然変わった