朝食を食べながら、ワタシはふと思い当たった

「キミはホントは全部知ってるんじゃない?」

「何がだい?」

ステルスはキレイな顔を微笑みながら少しかしげる

「ワタシと父さんの間になにがあったのか……」

ワタシはだんだんと叔父がとーさんであることを確信しはじめてた

ステルスは、任務でワタシを調べたと言っていた

少なくとももっと知ってることがあるハズだ

「ミウの叔父さんとナイが今まで隠し通してきたことを、ボクの口から言うことはできないよ」

「でも叔父がとーさんだって言ったのはキミだよ」

「あの時のボクは敵だったしね」

ステルスは愛想良くウインクする