「今日は、ありがとうございました。真弓ちゃん、またね」


「おばちゃん、バイバイ」

「お姉ちゃんだからね(笑)」


「じゃぁ〜ジータも、体に気を付けて、お幸せにね」

「あぁ〜何かあったら、相談のるから、エレナにでも連絡してくれ」


「わかった、ありがとう」

少し、重い空気は流れたが、楽しい一時だった



「ねぇジータ!久しぶりにティアラ先生に会って、心動いた?」


「何!何言ってるだ!動くわけないだろ!」


「信じていいの?信じてるから会わせたんだから忘れないでね」


「大丈夫だって、と言うか何とも想ってないから」


ジータは、そう口にしたが、ティアラのリビングに飾ってある、勉との結婚写真が頭から離れなかった


「じゃぁ〜〜キスして、今ここで」


「ばか!人が………」


エレナは、その口を自分の唇でふさいだ


「恥ずかしいだろ〜〜」


「愛の証なんだから」


二人の歩く空には

満天の星空だった
それに気付かないほど、一人、一人頭の中は別の想いで埋まっていた