「ティアラ先生、元気な真弓ちゃんとご対面ですよ」

「ハァハァ〜真弓、初めまして、ママです…ハァハァよかった・よかった、やっと逢えたね」


ティアラは真弓を抱きながら、何度も何度も名前を呼び、大粒の涙を流した


「ティアラ先生、おめでとうございます。ホント素晴らしい出産でした。命を扱う先生の生み出す力って凄いと感じましたよ」


「ありがとうございました、あやこ先生が居てくださったから頑張れましたよ、この子の為にも、そして勉の為にも」


「さぁ〜〜今からは、お母さんです。ティアラ先生の様に素直に素敵な女性に育ててくださいね」


「はい」


「後処理も済みましたので、後はお部屋に帰って、ゆっくりしましょ、赤ちゃんに最初のミルクまで時間はないですけどね」


「わかりました。今日から暫く寝れませんね(笑)」


「三時間置きですからね、頑張ってくださいね、ティアラママ(笑)」


真弓を抱きながら、その顔をじっと見つめるティアラ新しい命の表情は笑顔だった